職務経歴書作成のポイント
企業勤務経験がある人(海外を含む)の場合、職務経歴書を別途作成した方がよいです。新卒採用時には、社会人経験のある人の採に消極的な企業もありますが、多くの企業では企業勤務経験、つまりビジネス経験を評価しています。以下、職務経歴書作成のポイントを記しましたので、これらを参考にしながら作成してみてください。
①会社概要
勤務していた企業の概要を書きます。項目としては、設立年度、資本金、従業員数、事業内容などがあります。また、日本企業と取引を行っている企業の場合は、そのことも書いておくとよいでしょう。
②職務内容
自分が携わったことのある仕事内容をすべて書きます。どんな些細な仕事でもかまいませんので、できるだけ具体的に書くことが大切です。企業にもよりますが、仕事内容は多ければ多いほど高く評価されます。携わった仕事が多い場合は箇条書きにすると分かりやすいです。
③実績・表彰など
営業の仕事など実績が具体的に表れる場合は、それを書きます。この場合、「いつ」「何を」「どのくらい」販売したのかを具体的に書きます。また、在職中に賞を受賞した場合は、かならず書きましょう。優秀社員賞や社長賞などの社内賞はもちろん、社外機関からの表彰などを書くことができます。
④PC(IT)スキル
ビジネスでよく使用されるソフトをどれくらい使いこなせるのかを書きます。ビジネスソフトには、Microsoft Office (Word・Excel・PowerPoint・Access)などがあります。また以下のようなスキルも書くことができます。
・バイリンガルのホームページ作成ができる(Homepage BuilderやDream Weaverが使える)。
・Java、C++などの言語を習得している。
・ネットワークについての詳しい知識を持っている。
⑤言語スキル
外国人の場合、2ヶ国語以上が話せるという強みがあります。これは多くの日本人にはない優れたスキルです。この欄には、各言語のレベルと学習歴を書きます。
⑥その他
仕事を通じて身につけたスキルや仕事に対する姿勢などを書きます。
◇職務経歴書は手書きではなくパソコンで作成するのが一般的です。
職務経歴書(見本)
職 務 経 歴 書
○○○○(氏名)
○年○月 ~ ○年○月 **株式会社
■会社概要
創業:○年○月
資本金:*****円
従業員数:○名
事業内容:株券、国債に関する取引業務
■雇用形態:正社員
■職務内容
入社後、約3ヶ月間のOJTを経て、本社営業部に配属される。OJTで身につけた能力に加え、
合同研修と独学で学んだ知識を実践しながら、1年目は新規顧客開拓、2年目以降は既存顧客のルート営業を行う。
■身につけたスキル
・身だしなみや言葉づかい、礼儀作法など、社会人としてのマナー。
・顧客とのコミュニケーションスキル、人間関係のネットワークを構築することの大切さ。
・情報収集、分析、状況判断能力。
■仕事への姿勢
・仕事がスムーズに動けるような仕組みを作ることを常に心がけて
いる。
・新しいことを吸収するのに熱心である。
・自己啓発に積極的である。
・組織形成のための役割分担を考えるのが好きである。
・チームワークが得意である。
■営業実績
○年○月:新規顧客開拓キャンペーンの中で、契約件数第3位で表彰される。
○年12月:年間売上1億円達成により、社長賞を受賞。
■PCスキル
Officeソフト(Word、Excel、PowerPoint)を使って文書作成、数値計算、グラフ作成、プレゼンテーション資料作成などが可能。
■言語スキル
中国語:ネイティブ(標準語) ビジネスレベル(広東語)
日本語:ビジネスレベル(学習暦6年、日本語能力試験1級)
英語:簡単な日常会話レベル(○年○月○日 TOEICテスト725点)
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